雑草日記

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THE OTHER SIDE OF THE MOON曲紹介

 

元記事

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THE OTHER SIDE OF THE MOON曲紹介

 

 

 

1. Burn

 

誰でも一回は悩みそうな自分のアイデンティティに関して。

世の中または他人の視線に合わせ抑えて 削って作った私と、ちょっとぶっきらぼうで 荒い所もあるありのままの私の間で悩んでいた私が、結局私を苦しくさせていたのは私だったことに気付き、自分にこれからは世間や他人へ合わせる事よりはただ私であるまま、 ありのままにしておこうという心の中の叫びを込めた曲だ。

 

2. I Can’t Breathe

 

人生では理性的に目を背け制御しようとしても私も知らないうちに惹かれていてどうしょうもない感情のために葛藤を一度位は皆さんも経験された事があるだろう。 この曲はそのような感情達を 「現実の私」と 「内面のまた別の私」の間で混乱している姿で表現し出した。

鏡という媒体を利用し「現実の私」と「鏡の中の私」の間で葛藤している姿によって抽象的でありうる感情の変化を直接的に形象化することで、さらに現実感を持ち、鮮明にストーリーに描き出し、 歌の合間合間に場面が転換されるような雰囲気と効果でまるで ‘ジキルとハイド’を連想させ、あたかも一編のミュージカルを見ているような気持ちにさせ、曲の魅力を増幅させる。

 

3. Like It Hot

 

いつも華やかで眩しい光を放つ月にも裏側がある。

そしてその様な裏面を隠したまま いつも明るい姿だけを見せようと努める 「月」に「私は陰の差す私の隠された裏面の完全でない姿までも抱きしめてあげられる、愛することも出来る。 

君だけが知っている、 一人で抱え悩んできた全ての事をこれからは一緒に分かち合い、その様に君と '私達' として共にしていきたい。だから私に君の裏側について教えて」というメッセージを込め‘Like It Hot’という愛の告白をするような言葉で表現した曲だ。

 

4. e i e i o

 

アメリカの童謡 ‘Old MacDonald Had A Farm’ に出てくる ‘eieio’という単語を題材に中毒性のある歌詞と軽快なメロディが散りばめられた曲に若干のコミカルさとまるで漫画の中にいる様な可愛く元気に満ちた四次元な感じが魅力的な曲だ。

コーラスで繰り返される一節である ‘eieio’は 単純な発音で出来ており誰でも真似して歌うのが簡単なので口ずさむのにちょうどよい曲だ。 もしかすると歌を聞いてあなたも無意識に口ずさんでいるかもしれない。

’eieiooooooo…'

 

5. Starry Night

 

大衆社会の中で他人達に取り囲まれて生きて行きながらも内面の孤立感に悩み煩う人々の心を夜空と星達で表現した。

広々とした夜空, 輝く無数の星達の間に混じっているにも関わらずかえってその光達のためにさらに孤独を感じている ‘私’ の心を星と夜空に喩えると同時に、いつかはこの孤独と息苦しさを解消してあげる、またはこの暗い夜空を一緒に耐え抜いてくれる誰かと出逢うことが出来るだろうという希望的な内容を伝えることで、真っ暗な暗闇の中悩み煩うことを経験し乗り越えようとしているであろう数え切れないほど沢山の他の星達に慰めと癒やしのメッセージを伝える曲だ。 

 

6. I Sing (lalala)

 

‘誰にでもそんな時がある。誰にでもそんな気持ちがある’

過去を回想しながら一人で口ずさむような歌詞で誰にも言えなかったまま一人だけで悩み煩ってきた苦労を小さな声で表現した曲で、まるで本当に誰かへ打ち明けることのような、率直で直接的な表現の歌詞が歌を聞く人を感情の中ににもっと深く没入させる。

特別な点があるならラップパートに珍しく日本語で書かれた歌詞があるが、全く違和感がないのに加え、独特な感覚を与えている。

 

早く流れていく世の中の中でいきなり大人にならなければならず、まだ癒せていない傷を、 成長出来なかった心を無理矢理握りしめ耐えるように生きていく全ての人々に '誰にもそんな時があって、誰でも心の中にそのような痛み、傷がある ’ というメッセージを間接的に伝達することによって共感と慰めや癒やしが伝わる曲だ。